【終活関連業界必見!】
シニアマーケティングに効くデジタル施策の秘訣とは?

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(株)ハルメク・エイジマーケティング代表取締役の木船と申します。弊社では、ハルメクの知見・ノウハウを活かし、クライアントのシニアマーケティング/CRMの企画・実行支援や、シニア事業のコンサルティングなどを行っております。シニアに響くデジタル施策のポイントは、シニアの意識と行動のリアルをおさえること、シニアのデジタルリテラシーに寄り添うことの2点が重要だと考えます。この2点が重要となる理由と具体的な施策について、それぞれ解説します。

シニアマーケティングで注目すべき終活関連市場。
意識、行動のリアルは?

ハルメクでは、シニアのリアルを把握するために多様な観点から調査・ユーザーインタビューを行っています。なかでも今回はシニアマーケティング市場で規模の大きい終活関連業界に注目し、今後のお金と相続に関する意識と行動の実態に関するアンケート調査(※)を行いました。

将来の資金繰りに不安を持っている方が約7割!
不安が強い人ほど、ある傾向が

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アンケート調査によると、69%ものシニアが「将来の資金繰りに不安を持っている」と回答しました。この不安の強さは、相続情報を家族と共有していないと高まることが分かりました。「資産や相続に対する考えを相続人(または、遺産相続を検討している人)と共有していますか」という質問に対して、「共有していない」と答えた方は、「共有している」と答えた方に比べ、将来の資金繰りが「とても不安である」または「不安である」と答えた方の割合が20%も多くなりました。

また、このような不安をお持ちにも関わらず、相続対策を行っていない方が多いこともわかりました。今後の相談時期について尋ねたところ、「わからない、時期は決めていない」と答えた方は約50%に上りました。その理由として、もめるほどの資産がない、まだ元気なので相談するには早い、何から手を付けていいかわからない、といった意識があることがわかりました。
さらに、相談相手として配偶者・家族を挙げた方は過半数を占めているのに対し、金融機関や士業、保険会社といったお金のプロに相談する予定の方は23%にとどまりました。

※(株)ハルメク・エイジマーケティング「今後のお金と相続に関する意識調査」 2021年6月実施、回答者:305名

シニアから相談される存在になるために検討したい施策の方向性

このように、シニアの多くは将来の資金繰りに不安を抱えながらも、お金のプロに相談するのは「敷居が高い」と考えています。では、終活関連業界の事業者様はどのような施策を行えば良いのでしょうか。具体的に4つの方向性を紹介します。

①プロの敷居を徹底的に下げる
「プロに相談するのは財産をたくさん持っている場合のみ」という考えが、プロへの相談の敷居を高くしている場合があります。そのため、例えば信託銀行なんてとてもじゃないが…とお考えの方でも相談可能、のような気軽に相談できる訴求を行うと良いでしょう。

②基礎的啓蒙を“とっつきやすく”
銀行や官公庁が発行する情報はシニアにとって難しい場合があるため、表現をわかりやすくする工夫が必要です。相続税対象でなくても相続はあるということ。また、フロー(所得)だけでなくストック(資産)も把握するべきであるといった基本的な内容も、当然知っているだろうと捉えずに改めてわかりやすく伝えることが重要です。

③家族への情報共有をアシストする仕組み
相続情報を家族と共有していないシニアほど、将来の資金繰りに不安を覚えているという傾向がありました。そのため、家族への情報共有をアシストする仕組みがあると良いでしょう。例えば、アプリで情報を登録する際も、フォルダやファイルを分けて、今シェアできること、死後にシェアできることなど、心理に寄り添った情報ストック形態を提供するなどが考えられます。

④数時間かける相談以外の仕組み
終活の準備や相続の準備には時間がかかるため、少しずつ情報を蓄積できるような仕組みもあると良いでしょう。例えば、エンディングノートは記入するのに時間がかかってしまい、取り組まない方が多いため、少しずつ情報を取り貯められる仕組みを作ると良いでしょう。

シニアのデジタルリテラシーに寄り添うには?
意外なやりがち行動を把握しよう

シニアに響くデジタル施策を行う際には、シニアのデジタルリテラシーに寄り添うことも重要です。シニアの行動のリアルをおさえたとしても、シニアのデジタルリテラシーに寄り添った施策を行わなければ効果が薄れてしまうため、両輪で回していくことが必要になります。

行動に則ったシニアのデジタルリテラシーに寄り添うために、弊社はパネル読者モニター「ハルトモ」を対象にユーザーテストを実施し、シニアの方々がどのようにスマホやパソコンを操作しているのか調査しました。本章では、調査によってわかった、シニアのWeb行動における3つの傾向とそれぞれに適した施策を紹介します。

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検索入力の途中でサジェストを押してしまう

シニアはPC・スマホ両方とも文字入力のミスが多く、検索キーワードは1単語のみのビックワードになりがちです。また、検索窓にキーワード候補(サジェスト)が出れば入力をやめ、検索したいものがあればサジェストを押すという傾向があります。
シニアターゲットへのSEOやリスティング広告では、1単語のキーワードおよびビックワードへの対応が必要です。

検索結果は一番上からクリックする

シニアは検索結果の一番上にくるものが自分に合っていると認識し、それが広告であるかどうかは気にせず検索結果の上から順にクリックする傾向があります。マーケティング施策を行う際はシニアターゲットへのSEOやリスティング広告はできるだけ上側、少なくとも1ページ目に表示されることが最も重要です。

検索よりもQRコードの方が得意

シニアは各種クーポンを取得するために普段からQRコードを利用される方が多くなっています。そのため、シニアは苦手な文字入力よりもQRコードの読み取りの方がむしろ楽だと感じます。よって、シニアに対してチラシや新聞といったオフラインメディアとデジタルメディアをつなぐ手段として、検索窓だけでなくQRコードを設定することが有効です。

このような3つの特徴をはじめとした、シニアがやりがちなWEB行動の詳細は以下のページで詳しく紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

シニアのデジタルシフトのリアルを知る(前編)~シニアのWEB行動やりがち20選から~

シニアのデジタルシフトのリアルを知る(後編)~シニアのWEB行動やりがち20選から~

シニア領域に特化したマーケティングなら
ハルメク・エイジマーケティング

ハルメク・エイジマーケティングでは、シニアマーケティングに特化し、企業の支援を行っています。
20年以上のハルメク事業で培った、顧客との関係性を築くCRMノウハウをベースに、貴社状況の分析によって課題を可視化し、オンライン・オフラインにおける最適なCRMプランを設計から効果検証まで、完全にサポートできます。
また、企画制作は独自のワークプロセスによりロジック化されているため、シニアの心に響く企画を量産可能。さらに、PDCAを回すノウハウをオンライン・オフライン問わず融合することで広告領域での最適化を図ることができます。

ハルメク・エイジマーケティングに興味を持った方、シニア集客やマーケティング施策にお悩みの方は以下もぜひご覧ください。

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