【ハルメク独自リサーチで判明】新型コロナによってシニアの意識・消費動向はどう変わった?

【ハルメク独自リサーチで判明】新型コロナによってシニアの意識・消費動向はどう変わった?

ハルメク「生きかた上手研究所」では、3月に独自リサーチ「新型コロナウイルスに関する意識調査」を実施しました。この調査でわかったシニアの意識・消費動向の変化や、データから読み解ける今後のシニアマーケティングの在り方について紹介します。


~ 調査概要 ~
新型コロナウイルスに関する意識調査
■タイトル コロナショック後に変わった「あなたの生活や気持ち」に関するアンケート
■調査手法 Webアンケート
■調査期間 2020年3月17日(火)~3月20日(金・祝日)
*オリンピック開催延期の発表前、非常事態宣言発令前
<参考>
■2020年3月24日(火) 2020年東京オリンピック開催延期を発表
■2020年4月7日(火) 法律に基づく「非常事態宣言」の発令
調査対象 「ハルメク」のモニター組織「ハルトモ」520名 50歳~85歳
調査主体 株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所



「新型コロナウイルスに関する意識調査」で判明したこと
(調査サマリー)

「新型コロナウィルスに関する意識調査」の結果、「シニア女性の意識・傾向」について、以下のような変化が見られました。

新型コロナウイルスに対する不安

シニア女性の新型コロナウイルスに対する不安
 
シニア女性の約8割が新形コロナウィルスに対して「不安」と回答
調査に回答いただいたシニア女性(520名)のうち、79.8%の方が新型コロナウイルスに対して「不安である」「やや不安である」と回答しました。
具体的には、”いつ流行が落ち着くのかがわからない”、”ワクチンや特効薬がまだない” といった、不確実な未来に対する不安があるようです。

コロナ禍において心掛けていることは「情報に踊らされない」「免疫力向上」
また、新型コロナウィルスの感染が拡大している状況を受けて心掛けていることを伺いました。
その結果、最も多かったのは「情報に踊らされないようにする」(68.8%)
続いて多かったのは「免疫力をあげる」(64.8%)でした。
正しい情報・誤った情報が多量に溢れかえるなか、情報の見極めや免疫力向上による自衛意識は高いようです。

コロナウィルスに対して不安はあるが幸福度は高い「現実的なしっかりさん」が約7割
回答者を「自分の幸福度」と「新型コロナウイルスへの不安度」で4分類したところ、「幸せだけど不安(現実的なしっかりさん)」の構成比が68.7%と最も多く、「幸せで不安はない(なんとかなる前向きさん)」の構成比が18.8%で続きました
この結果から、コロナウィルスに対して不安はある一方で、自分が幸福だと考えているシニア女性が多いことがわかります。

シニアの「自分の幸福度」と「コロナウイルスへの不安」の相関

新型コロナウィルスに伴う金銭的な不安・消費傾向の変化

新型コロナウィルスに関する金銭的な不安度は低く、節約志向にもつながっていない
「『新型コロナウイルス』について感じている不安」という調査項目では、「金銭的な不安」と回答した方は10.6%にとどまりました。
「これから 1 ヵ月の支出予想」という調査項目でも、「支出は減りそうだと思う 」と回答した方は 15.2%にとどまったことから、 新型コロナウイルスをきっかけとした節約志向の高まりは、3月の調査時点では明確に見られませんでした。


「モノ」より「コト」消費が大きな制約を受けている
消費傾向に対する影響についてはどうでしょうか。
「新型コロナウイルスの状況下で実際に経験したこと」について、半数以上のシニア女性(56.0%)が ”コンサートやスポーツイベントが中止または延期になった” と回答しています。

また、「公共交通機関を使う頻度を落とした、またはやめた(47.1%)」、「スポーツジムや体操教室などが休業した、または行くことを控えた(40.4%)」という回答者も4割以上であり、モノよりもコトに対する消費が制約を受けていることがわかります。

新型コロナウイルスの流行で食料品・日用品などの買い占めがニュースとなりましたが「冷凍食品や缶詰などの食料品を備蓄した」という回答者は4人に1人(24.6%)でした。

コロナ禍におけるシニア女性のメディア接触時間の変化

メディア接触時間においても、変化が見られます。
「コロナ前と比べて頻度が増えたことは何か?」という質問に対し、34.6%の方が「スマホ、PC、TVの閲覧・視聴時間」を挙げました。また、新聞・雑誌などのオフラインメディアでの接触時間が増えた回答者の割合は28.3%でした。
 
コロナ禍におけるシニア女性のメディア接触時間の変化
 

シニアマーケティングに求められる「変化」とは?

シニアのオンライン・オフラインメディア接触時間が増加している

まず、注目いただきたいのは前述のメディア接触時間の変化についてです。
スマホ、PC、TVの閲覧・視聴時間が増加した方が34.6%、新聞・雑誌などのオフラインメディアでの接触時間が増加した方が28.3%とお伝えしましたが、こちらは新型コロナウイルスによる余暇の過ごし方の変化が影響していると考えられます。

在宅時間を過ごすことが増えるにつれて、いずれのメディアでも閲覧・視聴時間が増加しており、これに伴って広告接触率・時間も増加しているものと考えられます。

新型コロナウイルスの影響で、なかには広告出稿を停止されている企業様もいるかと思いますが、これからは広告施策での集客を積極的に行いつつ、従来オフラインで行っていた「説明会」「見学」などの施策を「資料送付」や「オンライン説明会」などに移行するかたちで、集客からコンバージョンまでのフローを変えることをおすすめします。

⇒ 新型コロナの影響を踏まえての「集客~コンバージョンまでのフロー変更」については、
こちらの記事で図解を交えて説明しています。

▼関連記事▼
コロナ禍のシニア層行動変化に、広告宣伝はこう対応する!
  

オフライン活動へのシフト

加えて、前述のとおり「セミナー」「見学会」などのオフライン施策を「資料送付」や「オンライン説明会」などの施策にシフトしつつ、「アウトバウンドコール」などの施策も検討されることをおすすめします。

まだまだ新型コロナウイルスの影響で外出自粛される方が多いいま、在宅率が非常に高いのでアウトバウンドコールのコンタクト率(接続率)が飛躍的に上がっています。

たとえば、広告で集客した方に対して「資料送付」を行い、資料到着後の翌日~3日程度を目安に後追い架電をするのは有効です。ここで顧客のニーズのヒアリングを行ったり、ニーズ喚起になるトークを展開したりできると、次なるマーケティング活動にも役立ちます。

調査報告書(抜粋版)ダウンロードはこちら

ここまで調査サマリーをお読みいただき、ありがとうございました。
本記事では一部のみしか紹介しきれておりませんが、概要データ・グラフなどをまとめたサマリーデータは以下より、どなた様でも無料でダウンロードしていただけます。

▼調査サマリー(PDF)のダウンロード▼
「シニア女性の生活と気持ちはコロナショック後にどう変化するか」(調査報告書【抜粋版】)

※こちらは無料公開している【抜粋版】の資料です。
全調査項目のデータではございませんので、ご注意ください。
ハルメク リサーチデータ資料(サマリー)
なお、当調査における以下の『全調査項目の回答結果』は、別途有料販売も致しております。
ご希望の方は、メール(research@halmek.co.jp)または、こちらのフォームからお知らせください。

⇒ ご相談・営業依頼フォーム(https://marketing.halmek-holdings.co.jp/contact/


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2020年 生きかた上手研究所 自主調査レポート
シニア女性の生活と気持ちはコロナショック後にどう変化するか -調査報告書-

・現在の幸福度
・コロナショック前と比べ、回数・頻度が減った/増えた行動
・コロナショック中に新しく開始した行動
・コロナショック前と比べ、買い控えた/買い増した消費
・資産運用の変化
・今後の支出の増減予測とその金額
・利用している情報源、信頼している情報源
・この状況下で体験したこと
・現在心がけていること
・コロナへの不安度/不安に思っていること
・ストレス度/ストレスの内容・実際に困っていること
・免疫力を上げるためにしていること
・シニアの新たな価値、高まった価値
・コロナ後の市場予測
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定価:50,000円(税抜)


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