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シニア顧客に振り向いてもらえない...そんな方が嵌っている3つの誤解

シニア顧客に振り向いてもらえない...そんな方が嵌っている3つの誤解
シニアマーケティングを実践しているが、なかなかシニア顧客に振り向いてもらえない...そんな悩みを持つマーケティング担当者は多いのではないでしょうか。今回は、シニアマーケティングを失敗させる誤解を解説し、リサーチによる「ファクト」を用いた訴求の重要性について紹介します。

シニアマーケティングを失敗させる「3つの誤解」

シニアマーケティングが失敗してしまう背景には、3つの誤解があります。

誤解:その1.なかなかシニアだと自認しない

内閣府が公表している「高齢社会白書」によると、65歳~69歳の労働者は454万人、70歳以上の労働者は367万人(2017年10月1日時点)であり、労働力人口総数に占める65歳以上の割合は12.2%となっています。つまり、多くのシニアが現役で働いており、シニア世代はなかなか自分を”シニア”だとは自認しなくなってきているという現状があります。
弊社の独自調査でも多くのシニアが自分のことを75歳前後までシニアと認識していないという結果が出ており、シニア向け商品の広告だからといって“シニア向け”などと表記してもあまり反応してもらえない傾向があります。

誤解:その2.シニア層を一括りで考えている

シニアといっても当然さまざまな趣味・嗜好を持った層が存在しています。シニア男性・シニア女性というセグメントだけでも、企画するべき商品やマーケティング施策が異なるのは明らかですし、インドアな趣味を持つシニアとアウトドアな趣味を持つシニアでも訴求する商品・メッセージは異なります。
拡大するシニア市場にビジネスチャンスを見出し参入した企業の多くは、シニアを一括りに捉え商品企画やマーケティングを行ってしまい失敗する傾向があります。そのため、シニアマーケティングを実施する際は、必ずターゲットを絞り込み、ターゲットごとに適切な商品・メッセージを訴求していくことが大切です。

誤解:その3.仮説を押し付けてしまう

とある企業が『スマホの操作で困っているシニアに「音声検索」を教えてあげたら便利なのでは?』とアイデア(仮説)を出すも、思ったように普及せず失敗した事例があります。実際は、"スワイプ" "アプリ" "アイコン" "ピンチイン/アウト" "クリック"など、シニアに馴染みのない単語もシニアにもわかりやすい言葉に置き換えて、ごく基本的な使い方から解説した「マニュアル」を作ったほうが反響が出ました。「シニアは○○だろう」という思い込みで仮説を押し付けないことが大切です。

シニアのペルソナごとのインサイトを正確に測ることが大切

では、シニアマーケティングで失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。
上記3つの誤解からもわかるように、シニアマーケティングでは「シニアのペルソナごとのインサイトを正確に測ること」が大切です。
そのためには、リサーチによって「ファクト」を掴む必要があります。

ターゲット・シニアの理解を明確化する、2つのリサーチ

弊社ハルメクは、専任のスペシャリストを配置したリサーチ部門「生きかた上手研究所」にて、シニア女性に特化したさまざまなデータ蓄積を行っています。弊社が提供するシニアリサーチは、リアルで深い調査アウトプット=ファクトを提供できるため、マーケティング施策に反映させることでより大きな効果が期待できます。

アンケート調査

雑誌「ハルメク」や通販の商品・各種サービスなど、より良いものをお客様に提供できるよう、ご協力して頂く読者モニター組織「ハルトモ」には2200名以上在籍しています。家族構成や金融資産などのデータを把握している方も半数以上おり、シニアマーケティングに役立つデータ提供が可能です。

座談会グループインタビュー

シニアマーケティングにおいて、「生の声」を取り入れることは非常に重要です。弊社では、座談会などのグループインタビューを実施しており、生の声をシニアマーケティングに活かすことができます。読者座談会を実施し、商品訴求ポイントをあぶりだすなど、さまざまな活用方法があります。


シニア女性へ効果的に訴求できる方法や媒体をお探しの方は、ぜひ一度詳細をご覧ください。

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